【単機能レンジ】パナソニックが販売する電子レンジ NE-E22A1-W の性能を徹底比較!




パナソニックが販売する単機能レンジ(通称:電子レンジ)の1つ、「NE-E22A1-W」。

大手メーカーであるパナソニックが開発し製造した電子レンジですから、どうしてもそれなりの性能や使い心地を期待してしまうものです。

そんなNE-E22A1-Wが果たして他メーカーが販売する電子レンジと比較してどういった点が優れているのか。実際に別の電子レンジのスペックや価格と比べて判断していきましょう。

この記事での結論
  • NE-E22A1-Wは単機能レンジの中でも比較的高性能
  • 本製品より価格の安い単機能レンジは多い
  • 性能面を評価してNE-E22A1-Wを選ぶ場合、オーブンレンジも選択肢に入れるべき

具体的な内容は以下の記事でご紹介します。

単機能レンジ(電子レンジ) NE-E22A1-W の基本性能

  • 外形寸法・・・・・幅488mm×奥行368mm×高さ279mm
  • 室内容量・・・・・22リットル
  • レンジ出力・・・・自動出力時:最大850W、手動出力時:700W・500W・150W
  • テーブルタイプ・・ターンテーブル式
  • センサータイプ・・蒸気センサー
  • 東日本(50Hz)・西日本(60Hz) 両方対応

まず地味ながらも注目したい点は本製品の室内容量。

22リットルというのはオーブンレンジでは当たり前の数値ですが、単機能レンジにしては比較的大きい容量になります。他メーカーの単機能レンジは平気で20リットル割ったりするものです。

室内容量が大きいということはそれだけ幅広く室内のスペースを扱えるということ。大きめのお皿や弁当も入るようになりますし、一度にたくさんの食品を加熱したいときにも役立ちます。

またテーブルタイプは一般的な電子レンジと同じくターンテーブル式にはなりますが、センサーはターンテーブル式にありがちな重量センサーではなく、蒸気センサーが搭載されています。

重量センサーの場合は加熱する際に使うお皿や食品の重さによって自動あたための時間が決定されますが、蒸気センサーは温まった水蒸気の量によって判断されるため若干ですが精度が向上します。

▼ センサーについての詳細は以下のリンクでご紹介しています。

【電子レンジ・オーブンレンジ】センサーの種類と特徴について

2018.10.30

その他レンジ出力は平均的な電子レンジと似たようなスペック。地味ながら50Hz・60Hz両方に対応しているという点も単機能レンジとしては秀でている部分となります。

単機能レンジ(電子レンジ) MBL-17T5-B との性能比較

今回パナソニックの単機能レンジ「NE-E22A1-W」の性能比較で引き合いに出すのは、アイリスオーヤマが販売する単機能レンジ「MBL-17T5-B」。

MBL-17T5-Bは2019年2月現在、Amazon電子レンジカテゴリの売れ筋ランキング1位を獲得している製品です。NE-E22A1-Wはその次である2位という位置づけになっています。

どちらもオーブン機能のついていない単機能レンジになりますが、その違いはメーカーだけでなく価格や性能など様々な部分にも表れています。

製品の価格

  • NE-E22A1-W・・約14,000円
  • MBL-17T5-B・・・約6,000円

NE-E22A1-Wは単機能レンジの中でも比較的高価な製品です。

もちろんこれから紹介する性能差で大きなリードを握ってはいますが、それでも8,000円ほどの価格差は無視できません。

特に値段の問題でオーブンレンジではなく電子レンジでやり繰りしようと考えている方にとっては尚の事かと思います。そのため両製品の性能差をしっかりと把握した上で選ぶということが重要になるでしょう。

容量・サイズの違い

  • NE-E22A1-W・・室内容量:22リットル、幅488mm×奥行368mm×高さ279mm
  • MBL-17T5-B・・・室内容量:17リットル、幅440mm×奥行325mm×高さ255mm

NE-E22A1-WはMBL-17T5-Bと比べてサイズが一回り大きく、それゆえ室内容量にも5リットルほどの差をつけています。

室内容量というのはそっくりそのまま室内のスペースが広いということで、サイズの大きいものを加熱したり、一度に数多くの食品を温めたいときに重宝します。

例えば大きめの弁当を加熱するときなどに影響してきます。自分のライフスタイル的にどちらが効率的なのか、もしくはそこまでの広さを求めているかという点を考慮して選びたいところです。

ちなみにNE-E22A1-Wのサイズ感としては幅・奥行・高さすべてが大きくなったようなイメージが適切です。予め電子レンジを設置するスペースを決めている方はサイズに注意しておきたいところ。

自動あたため機能の有無

  • NE-E22A1-W・・自動あたため機能「有り」
  • MBL-17T5-B・・・自動あたため機能「無し」

MBL-17T5-Bはボタン1つない完全なダイヤル式で、どんな状況であっても自分で必ずレンジ出力(ワット数)と加熱時間を調整する必要があります。

しかしNE-E22A1-Wは内蔵された蒸気センサーをもってして、自動あたため機能を選択することができる点も強みとなります。

前述したことではありますが、NE-E22A1-Wはターンテーブル式にしては珍しい蒸気センサー持ち。単に自動あたため機能があると言っても他の電子レンジとは一段上の精度をもつ製品です。

対応可能エリア

  • NE-E22A1-W・・東日本(50Hz)・西日本(60Hz) 両方対応
  • MBL-17T5-B・・・東日本(50Hz)専用 ※同タイプに西日本(60Hz)対応製品あり

盲点になりやすい部分として、NE-E22A1-Wは東日本・西日本両方に対応した製品です。

オーブンレンジ以上の製品では当たり前のことですが、こと単機能レンジにおいてはそうではありません。安い電子レンジの中にはどちらか片方のみ対応、といった製品も少なからず存在します。

現にMBL-17T5-Bは東日本のみ対応。西日本で使いたいという場合は、西日本のみに対応した同タイプであるMBL-17T6-Bという製品を購入する必要があります。

引っ越しや住居の移動を考慮するのであれば間違いなくNE-E22A1-W一択となるでしょう。

  • NE-E22A1-Wは性能面での優秀さ
  • MBL-17T5-Bは圧倒的な値段の安さ

NE-E22A1-Wは単機能レンジではありますが、オーブンレンジと似たような使い勝手で扱えるはずです!

以上が本記事でメインで紹介するNE-E22A1-Wと、比較対象として挙げたMBL-17T5-Bとの具体的な違いになります。

価格面では圧倒的な差をつけれらていますが、性能面では申し分ないほどの実力を誇っています。

ただそれはあくまで単機能レンジの中では、というところではあるのも事実。性能の良い製品を求めるのであれば、単機能レンジではなくオーブンレンジを購入するというのも一つの手です。

もちろん電子レンジとオーブントースターを別々に購入したいという場合もありますので、うまいこと自分のライフスタイルと相談して判断したいものですね。

▼ MBL-17T5-B 東日本 50Hz専用

 MBL-17T6-B 西日本 60Hz専用

【関連リンク】

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2019.02.12