アイリスオーヤマが販売するオーブンレンジの中でも比較的人気のある製品が「MO-F1801」です。
2019年2月現在、Amazonの電子レンジ・オーブン売れ筋ランキングで上位に位置しており、レビュー数を230件以上も獲得しているオーブンレンジということで、安定感のある製品だといえます。
そんなアイリスオーヤマのMO-F1801の基本性能と、アイリスオーヤマが販売する他のオーブンレンジと比較してどう異なるのかという点を重点的に見ていきましょう。
- オーブンレンジはターンテーブル式かフラットテーブル式か、という点に注意
- 基本的にフラットテーブル式(MO-F1801)の方が使いやすい
- ターンテーブル式オーブンレンジの方が安価ではある
具体的な内容は以下の記事でご紹介します。
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アイリスオーヤマ オーブンレンジ MO-F1801 の基本性能
- 外形寸法・・・・・幅485mm×奥行376mm×高さ302mm
- 室内容量・・・・・18リットル
- レンジ出力・・・・900・600・500・200W相当
- テーブルタイプ・・フラットテーブル式
- センサータイプ・・温度センサー
まず本製品の価格からご紹介すると、Amazon価格で約14,000円になります。
そして14,000円程度のオーブンレンジでテーブルタイプがフラットテーブル式というのはかなり珍しい製品です。1万円台のオーブンレンジはほとんどがターンテーブル式なので。
MO-F1801 はフラットテーブル式のオーブンレンジ
フラットテーブル式の何がいいかというと、まず室内のスペースを幅広く使うことができます。
ターンテーブル式のオーブンレンジは特性上、ターンテーブルに収まりきるだけの食品ないしお弁当などしか入れることはできません。そのため例えば室内容量18リットルと記載されていても、実際には15リットル程度のスペースしか扱えないというケースが往々にしてあります。
簡単にいうと上の図のようなイメージです。
MO-F1801は値段の割には珍しいフラットテーブル式のオーブンレンジであるため、記載されている18リットルもの室内容量をフルに使うことができるという点が本製品の魅力になります。
高いレンジ出力
MO-F1801は最大で900Wものレンジ出力を発揮することができます。
本製品と似たような値段のオーブンレンジは大抵700Wほどしか最大でも出せないため、高出力にも対応できるという部分もメリットです。
手動での出力は4段階調節可能ということで、この点は他メーカーが販売するオーブンレンジと大差はありません。最大出力を活用したい場合はMO-F1801が向いています。
アイリスオーヤマ オーブンレンジ MO-T1602 の基本性能
アイリスオーヤマはMO-F1801以外にも、同じような価格帯のオーブンレンジをいくつか販売しています。その中の1つが今回の比較対象でもある「MO-T1602」になります。
MO-T1602もAmazonで大変人気で、実は2019年2月現在、売れ筋ランキングにおいてはこちらの方が順位が上であったりなど、なかなかに評価の高いオーブンレンジです。
今回は同じメーカーかつ似たような価格帯のオーブンレンジ同士を比較して見ていきましょう。
製品の価格
- MO-F1801・・・約14,000円
- MO-T1602・・・約13,000円
前述したとおり、どちらも価格に大差はありません。若干MO-F1801が高いくらいですね。
しかし性能面においては大きく違う点がいくつか存在します。代表的な相違点をピックアップしていきますので、どちらの製品が自分に向いているのかしっかり判断していきましょう。
容量・サイズの違い
- MO-F1801・・・室内容量:18リットル、幅485mm×奥行376mm×高さ302mm
- MO-T1602・・・室内容量:16リットル、幅461mm×奥行329mm×高さ293mm
MO-F1801がMO-T1602よりも2リットルほど広いスペースを持っています。
これだけだと大した違いに見えないかと思いますが、次の項でご紹介するテーブルタイプの違いも相まって、MO-F1801は室内スペースにおいて実質的にMO-T1602と大差をつけることになります。
テーブルタイプの違い
- MO-F1801・・・フラットテーブル式
- MO-T1602・・・ターンテーブル式
MO-F1801の大きな強みとしてフラットテーブル式であるという点が挙げられます。
テーブルタイプの違いによる具体的なメリットは既にご紹介したので詳しくは省きますが、これによって単純な室内容量以上の差がうまれているという点があります。
室内スペースをそこまで重視していない方であれば大きなメリットにはなり得ないかもしれませんが、日頃から弁当などサイズの大きいものを加熱する方にとっては重要な要素になります。
センサータイプの違い
- MO-F1801・・・温度センサー
- MO-T1602・・・重量センサー
センサータイプはテーブルタイプと深く関係している要素です。
MO-T1602はターンテーブル式ゆえに重量センサーを搭載しているため、ターンテーブルに乗せた物の重量によって自動あたため時間が決定されます。
それに比べてMO-F1801は重量センサーではなく温度センサー。食品を加熱することによる水蒸気の量で自動あたための終了時間が決定されます。
センサータイプの具体的な違いは以下のリンクにて詳しくご紹介していますが、いちいち入れる食品の重さを考慮して自動あたためにするか否かを決める手間を思うと温度センサーの方が使いやすいと感じるかと思います。
以上が本記事でメインで紹介するMO-F1801と、比較対象として挙げたMO-T1602との具体的な違いになります。
どちらも値段に大差はありませんので、フラットテーブル式のオーブンレンジがいいかどうかという点が判断基準になります。
使いやすさで言えば基本的にフラットテーブル式に軍配が上がります。やはりターンテーブルの回転も考慮して食品を入れなければならないというのはストレス要素になりかねませんからね。
「ターンテーブル式のオーブンレンジに弁当入れてあたためスタートしたら弁当が壁に引っかかった」という話は後を絶ちません。もちろんライフスタイルにもよりますが、似たような値段であればフラットテーブル式の製品を購入するのが安定かと思います。
テーブルタイプの違いにともなって、扉の開き方にも注意しましょう!MO-T1602は横開き、MO-F1801は縦開きになりますよ。。。