常設電気コンロをスルー!?僕が既設の電気コンロを無視してIHコンロを設置した方法




電気コンロよりIHコンロの方が火力や温度調整、掃除のしやすさといった面で圧倒的なポテンシャルを発揮してくれます。しかし賃貸マンションなどであらかじめ設置されている電気コンロを取り外して、というのはなんとも難しいのが現実。IHコンロを買ったとしても置く場所にも困りものです。

「取り外せないなら仕方ないし電気コンロをそのまま・・・」

しかしそういった考えを僕はブッタ切ってIHコンロを設置してやりました。だって使えない電気コンロなんて使いたくないんだもん。

ということで、僕が実際に電気コンロをそのまま残した状態でIHコンロをスペースの無駄なく設置した方法をご紹介します!

【Before】賃貸マンションの様子

こいつが賃貸マンションに常設されていた電気コンロです。電気コンロの中でもわりと古いタイプで、ニクロム線(真ん中のとぐろ巻いてるやつ)が剥き出しになっているタイプ。

こんな電気コンロに遭遇してしまうともう大変です。火力も出ないし温度調節もろくすっぽできない、掃除はしにくいわ使っていると周囲が暑くなるわで、逆にメリットを見つけるほうが難しいほど時代遅れのコンロだといえますね。

当時僕は電気コンロは酷いと噂に聞いていた程度だったので実際に使ってみたわけですが…、まぁご想像にお任せします。でもお湯を沸騰させるのに10分以上かかったことだけはお伝えしたいです。

というわけで、何としてでもこいつをどうにかせねばならん!と思い立ち、電気コンロではなくIHコンロを使うための方法をいろいろと模索をしました(ちなみに管理人さんに言っても対応してくれませんでした。壊れてないからダメ!なんですって)。

上にIHコンロを置くための土台探し

既設の電気コンロを取り外してIHコンロに付け替える、というのがベストな選択なのでしょうが、ご察しの通り賃貸マンションではそうもいきません。あと単純に取り外す技術もありませんでした。

そんなわけで、僕が考えた対抗策のうち一番現実的なのは、「電気コンロの上に土台を置いて、その上にIHコンロを乗せる」という方法でした。これならば電気コンロを取り外さずに、かつスペースを無駄使いせずにIHコンロを設置できます。

しかしそのための土台探しがなかなかに難しい。既設の電気コンロのサイズとうまくマッチした土台を探さないといけませんからね。

先ほどの画像に寸法を足すとこんな感じです。

正方形のような形で1辺それぞれ30cm、高さはニクロム線のところが一番高く3.5cmほど。この電気コンロにうまく被せるような形で土台を乗せていきたいわけです。

大体2時間くらいですかね。いろいろと探し回った結果、意外なところにこの寸法とマッチした土台が見つかりました。

平安伸銅工業 レンジ上ラック

それがこの製品。なんとレンジ上ラック。

いやここは盲点でしたね。なんでIHコンロを設置する土台で電子レンジの上に乗っけるようなラックが出てくるのかと。ですがコイツが僕を電気コンロからIHコンロへと導く手助けをしてくれた、救世主のような存在となってくれました。

はい。見事にマッチしました。

このレンジ上ラック、寸法が幅42.5cm・奥行31.5cmと条件を満たしてるんですよね。電気コンロのでっぱりの外側に足がくるような形で設置することができました。

下の部分にもそこそこの高さがあり、ニクロム線に邪魔されずに置くことができます。

下に敷いておく1段目の部分も電気コンロを塞ぐいい手助けになっています。

この1段目の網目のような部分は取り外しができるので、ある程度ニクロム線の部分に引っかかったとしても1段目がほんの少し浮くだけで、問題なく設置できるんですよね。最悪取り外すことで解決します。

さぁ、これでIHコンロを設置するだけの準備が整いました。

【After】賃貸マンションの様子

デデーン!

ということで、見事に憎き電気コンロを無視してその上にIHコンロを設置することに成功しました。

IHコンロの高さは電気コンロと比べて10cm程上の位置にあります。料理をしていても全然気にならない程度の高さです。

既設の電気コンロの付近には大抵、下の方にコンセントが設置されているので、電気コンロ用のコンセントを抜いてIHコンロ用のコンセントに差し替えて完了でした。

これでもう電気コンロとはおさらばです。

下の段の方はフライパンの蓋置き場として利用することにしました。これがまた丁度いい高さとスペースなんですよね。

というかこれ、電子レンジの上に置くよりも活躍してませんかね?今度からレンジ上ラックじゃなくて電気コンロ上ラックに改名してほしいところです。

まとめ

さて、以上が「僕の考えた最強の常設電気コンロ対策」でした。管理人から見放されても尚あきらめない心が勝利の鍵でしたね。いやはやうまくやれた気がします。

自慢じゃないですけど案外これが一番いい方法なんじゃないでしょうか。これ以上にいい方法があったら教えてほしいくらいです。

ということで、電気コンロが取り外せなくても諦めることはありません!うまく他の製品を利用しながら対処していきましょう。というお話でした。。。

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