【オーブンレンジ】シャープのターンテーブル式レンジ RES-A50-A の性能を徹底比較!




シャープが販売するオーブンレンジの1つに「RES-A50-A」という製品があります。

性能を簡単に紹介すると、ターンテーブル式かつレンジ出力は最大600W程度ということで、10,000円~20,000円ほどのオーブンレンジにありがちなスペックとなっています。

そんなコストパフォーマンス重視のオーブンレンジが、他メーカーが販売する似たような価格帯のオーブンレンジと比較したときにどのような差があるのか、それぞれを見ていきましょう。

この記事での結論
  • RES-A50-Aの最も優れている点は「価格の安さ」
  • 性能面では同価格帯のオーブンレンジよりも若干下くらいのスペック

具体的な内容は以下の記事でご紹介します。

シャープのオーブンレンジ RES-A50-A の基本性能

  • 外形寸法・・・・・幅450mm×奥行365mm×高さ290mm
  • 室内容量・・・・・15リットル
  • レンジ出力・・・・500W(50Hz)、650W(60Hz)
  • テーブルタイプ・・ターンテーブル式

RES-A50-Aのカラータイプはブラックとホワイトの2種類。上の画像がホワイトで、サムネイルを飾っている画像がブラックとなっています。

注目すべきはレンジ出力。本製品はなんと電源周波数によってレンジ出力に変化が生じます。

具体的には50Hz帯(東日本)では500W60Hz帯(西日本)では650Wになります。自身の住んでいる地域によってレンジ出力が変化してしまう、というのはどちらかといえばマイナス要素。

その他の点については10,000円台のオーブンレンジとさほど差はありません。テーブルタイプはターンテーブル式、室内容量は15リットルとコンパクトな製品となっています。

本製品最大の特徴はやはり値段の安さにあるといえるでしょう。

例えばパナソニックが販売する通常の単機能レンジ(通称電子レンジ)ですら、RES-A50-Aよりも高い値段がつけられています。

それほど本製品は相対的に見るとかなり安価で、コスパ重視・最低限の要素さえあれば問題ないという方であればRES-A50-Aはまさにピッタリな製品かと思います。

日立のオーブンレンジ MRO-RT5 との性能比較

こちらは日立が販売するオーブンレンジ「MRO-RT5」

RES-A50-Aと同じオーブンレンジかつ価格帯も似たようなものということで、今回の比較対象はこちらになります。

デザインとして見るとMRO-RT5のほうが好みと感じる方も多いのではないでしょうか。それではそれぞれの違いや類似点を詳しく見ていきましょう。

製品の価格

  • RES-A50-A・・・約13,500円(税込み)
  • MRO-RT5・・・・約17,500円(税込み)

RES-A50-Aは他メーカーが販売するオーブンレンジと比較しても群を抜いて低価格という特徴があります。今回の比較を見ても明らかですね。

性能を重視する方にとってはそれほど重要な要素にはならないかもしれませんが、できれば安くオーブンレンジを揃えたいという方にはうってつけの製品であるといえます。

容量・サイズの違い

  • RES-A50-A・・・室内容量:15リットル、幅450mm×奥行365mm×高さ290mm
  • MRO-RT5・・・・室内容量:18リットル、幅470mm×奥行400mm×高さ300mm

MRO-RT5のほうが少しだけ室内容量に余裕があります。

どちらも同じターンテーブル式のオーブンレンジであるため室内容量をフルに活かすのは難しいところがありますが、それでも室内スペースが広いという点はメリットになりやすいです。

自分でそこまで調理をしないという場合は15リットルのオーブンレンジでも不満なく扱える可能性が高いですが、狭いと感じる方であればより室内容量の広い製品を探してみるといいかもしれません。

レンジ出力の違い

  • RES-A50-A・・・500W(50Hz)、650W(60Hz)
  • MRO-RT5・・・・600W・500W・200W・100W相当

基本性能の項でもお伝えしたように、RES-A50-Aは電源周波数によってワット数が変化するというかなり特殊な性能になっています。

その点MRO-RT5はそのようなことがなく、状況に応じて600Wや500Wなどの使い分けをすることができます。そのため使いやすさという観点においてはMRO-RT5に分があるといえるでしょう。

デザイン面での違い

RES-A50-A

MRO-RT5

10,000円~20,000円のオーブンレンジで似たような性能のものは探せばいくらでもあるため、外観やデザインで判断するというのもひとつの手段になります。

デザイン面におけるそれぞれの明確な相違点としては「縦開きか横開きか」という点。

オーブンレンジを設置する際に横開きもしくは縦開きでは不都合が生じるという場面も少なからずあります。オーブンレンジを選ぶ前にあらかじめ設置場所を決めておくとよいでしょう。

やはりRES-A50-Aの特徴は値段の安さ!シンプルゆえに扱いやすいオーブンレンジでもあるので、オーブンレンジにそこまでの性能を求めていない方にピッタリな製品ですよ。。。

以上が本記事でメインで紹介するRES-A50-Aと、比較対象として挙げたMRO-RT5との具体的な違いになります。

値段が安い分、性能面で似たような価格帯のオーブンレンジよりも秀でているかというとそういうわけではありませんが、コストパフォーマンスという点では優秀な製品です。

「オーブンレンジにそこまでのお金を使いたくない」「オーブンレンジとして最低限の要素さえクリアしれいてば十分」という場合はRES-A50-Aを購入することを検討してみてはいかがでしょうか。