配線をクールに!ケーブル収納ボックスとフラットモールで配線を整理しよう




パソコンなどの、沢山のケーブルを扱うような電化製品を設置するときはいつも配線について悩んでしまいます。壁コンセントの位置であったり、ケーブル類をどう這わせようかといった点ですね。整理整頓を得意としない人でも、床にコンセントケーブルが出っぱなしという状況には引け目を感じてしまうのではないでしょうか?

僕はそういったケーブル整理がちょっと好きなタイプなので、配線がゴチャゴチャしているとどうしても整えたくなってしまいます。

しかしそうでない方でも、ケーブル収納ボックスやフラットモールを駆使することで、悪目立ちしたケーブル類をスマートに整えることができます。

道具を使うとはいっても、ただケーブルや電源タップが集中しているところに収納ボックスを置いたり、床や壁を這うケーブルにはフラットモールを被せる、といった簡単なことばかりです。今回は実例を交えて紹介していきますので、配線整理をしたことがない方でもなんとなく理解できるのではないかなと思います。。。

ケーブル収納ボックスを使っての配線整理

BUFFALO ケーブルボックス Sサイズ ブラック BSTB01LBK

ということで今回はコイツを使います。

このケーブル収納ボックスでなくても問題ありませんが、シンプルかつ低コストである程度の排熱機構がついているもの、ということでこの製品に至りました。これよりコスパのいいケーブル収納ボックスが出てくるかもしれませんが、そこまで求めているわけではなかったので今回はこれで。

ケース1:パソコン周りのケーブルや電源タップの収納

ノートパソコンの場合はこうはなりませんが、デスクトップパソコンを使っている場合はこのように、どうしてもケーブルや電源タップで溢れてしまいます。これはまだ一般的な方で、ディスプレイを増やしたり専用の外付けクーラーを使うとなると更にケーブルが増えることになります。

画像のようなケーブルの量だけでも、そのまま床に放ったらかしではよくありません。単純な見栄えとしても悪くなりますし、電源タップが埃をかぶりやすい状況をつくるというのは危険なことでもあります。

収納ボックスさえあれば後は簡単。

箱にケーブルや電源タップをまとめて、

最後にケーブル収納ボックスにフタをするだけ。

フタの上にケーブルを通すための穴のあいた白いゴムがついていますが、今回は使ってません。いちいちフタにケーブルを通すのは面倒ですし、ケーブルを外したり動かしたい時にも邪魔になるからです。というかフタを開ける段階でケーブルが邪魔になるのでオススメしません。使い所を見極める必要がありますね。

このようにケーブルや電源タップが密集している場所にピンポイントでケーブル収納ボックスを使うことで、ゴチャゴチャした配線を一括で整理することができます。非常にラクで簡単なので重宝しています。

ケース2:ルーターやモデム等の収納

ケーブル収納ボックスに入る大きさであれば、このようにモデムやルーター、付属の電源までまとめて収納することができます。ケーブルや電源タップにこだわらず、サイズを考慮して収納できそうなものであれば収納する、といったスタンスを持っておくとより整理が捗るのではないでしょうか。

フタを閉めるとこんな感じ。

モデム本体や付属のケーブルを放っておくよりもコンパクトに纏めることができました。

さて、画像の右側にフラットモールも写ったところで、次のケーブル整理アイテムであるフラットモールについてご紹介していきます。

フラットモールを使っての配線整理

ELECOM LD-GAF1/WH フラットモール(裏面シール付・ホワイト)

フラットモールにも種類はいくつかありますが、まぁフラットモールに高級感を求めるのもバカらしいので、これに関してもコスパ重視でこれにしました。裏面に両面テープが貼ってあるので、使いたい時にすぐ設置することができます。

単純に安価という利点もありますが、このフラットモールに対応したソケットが複数あるというのもポイントです。

フラットモールは一直線のモノばかりですが、ソケットを使うことでフラットモールを垂直に曲げて設置したときの角を隠したり、フラットモールを繋げたときの繋ぎ目を隠したりと、外観を更に高めるための部品が数多く存在するということで、なかなかにベターな選択だと思います。

  1. ELECOM モール LD-GAFM1/WH マガリ ホワイト
  2. ELECOM LD-GAFJ1/WH ジョイント ホワイト
  3. ELECOM LD-GAFR1/WH イリズミ ホワイト

ケース1:床や廊下に設置

ソケットの紹介でも一例としてあげましたが、このように床や家具のキワであったり、廊下を横断するような形でケーブルを配線したい時に活用するのがフラットモールの一般的な使い方になります。

そのままケーブルが露出した状態だと見栄えが悪くなったり、足に引っ掛けて躓いたりケーブルが切れたりといいことがありません。それが壁沿いであればまだマシですが、廊下を横断するような配線をしたい場合はほぼ必須と言ってもいいくらい、フラットモールが重要になります。

キッチン周りの配線もフラットモールを少しだけ使うことでケーブルの位置を調整することができます。そのままだと床に這ってしまうケーブルも、このように壁を沿わせるような形で配線することで邪魔にならず、ケーブル自体も長持ちさせることが可能になります。

ケース2:机やベッド等の家具に直接設置

机や棚、ベッド等の裏側(見えない位置)にフラットモールを貼り付けると捗ることがあります。ここに机やベッドを起きたいけど近くに壁コンセントがない。でも近くにコンセントは欲しい、といった時は電源タップを近くに設置する形である程度解決することができるのですが、、

その電源タップを運ぶときにはやはりフラットモール。机やベッドの裏にフラットモールを設置することでケーブルを運びたいところに直線的な配線をすることができます。

そのままだとグネグネしたり、床に垂れてしまうケーブルはやはり見栄えが悪いです。いま一度、自分の部屋を見返してみましょう。周りを見渡すとその様な箇所が何個かあるかもしれません。邪魔なケーブルはフラットモールを使ってスマートに収納していきましょう。

まとめ

ということで、ケーブル収納ボックスとフラットモールを使った実例になりました。

まぁ難しいことはないですね。何もしないよりかはテキトーに整えるだけでも全然違ってきますので、余裕があればこのような配線整理をやってみるのはいかがでしょうか?パソコン周りの配線を整えている方は共感できるかと思いますが意外と楽しいですよ、コレ。

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2018.04.04