401L~500Lほどの冷蔵庫といえば、2ドアタイプよりは少しだけ大きく、人数の少なめな家族向けのようなイメージを持たれている方が多いのではないでしょうか。
それはまったくその通りで、コンパクトでありながらもある程度の食品を収納できるという器用万能さが401L~500L冷蔵庫の強みでもあります。
今回はそんな内容積401L~500Lほどの冷蔵庫を、
シャープ(SHARP)の製品の中から見ていきたいと思います。
どれくらいの家族向け?
401L~500Lであれば、3~4人での使用がちょうどいい程度の容量になります。
人数に限らず、基本的に1人暮らしでなければ2ドアタイプのものや、401L~500Lほどの内容積をもった冷蔵庫がベターになります。
またこれから先、家族が増える可能性を見越して容量が大きめの冷蔵庫を購入、といった選択をなさる方も少なくありません。
そういった将来をある程度想定したサイズ感をもって選んでいきたいものです。
内容積:401~500Lの基本的な特徴
2018年現在でも、シャープ製で401L~500Lほどの内容積をもつ冷蔵庫はたくさんありますが、今回はその中でも新しいバージョンの冷蔵庫を4つほど紹介します。
というのも、それ以外の冷蔵庫はこれから紹介する4つの冷蔵庫のどれかと仕組みや扉、冷凍室などの位置や形がほぼ同じものになっているからです。
以前のモデルとの違いといえば、新バージョンになったことで配色が変わった程度なので、カラーリングを気にしている方以外は新しいバージョンを選んだほうが無難だと思います。
フレンチドア(観音開き)タイプ
SJ-GT47D と SJ-P461D の2種類が、
フレンチドア(観音開き)タイプの新しいバージョンとなります。
それぞれ内容積と幅に若干の違いがありますが、
それ以上に重要なのは冷凍室や野菜室などの配置の違いです。
特に野菜室の配置の違いがポイントで、真ん中あたりに野菜室を配置している SJ-GT47D と比べて、 SJ-P461D は一番下に野菜室があり、真ん中が冷凍室という構造になっています。
取り出しやすさでいくと、野菜は大根や白菜、かぼちゃといった重たいものがそこそこあり、そういった移動に負担のかかる野菜を取り出しやすいのはどちらか、といった点を考えなければいけません。
▲ SJ-GT47D の野菜室の構造
個人的には重たいものは下にあるほうが取り出しやすいと感じるので、 SJ-P461D のような下に野菜室があったタイプのほうがいいのかなと思っているのですが、 SJ-GT47D のような冷蔵庫に慣れている人にとってはそうではないかもしれません。
それまで使っていた冷蔵庫での慣れといった部分も関係してくるので、安定を取るのであれば以前と似たような室内の配置をした冷蔵庫にすると、失敗しない選び方ができるのではないでしょうか。
どっちもドア(両開き)タイプ
SJ-GT42D と SJ-P411D の2種類が、
どっちもドア(両開き)タイプの新しいバージョンとなります。
シャープのお手芸でもある「電動アシスト」はこの2種にも先ほど紹介したフレンチドアタイプ2種にもついていませんが、左右のどちらからでも扉を開くことのできる「どっちもドア」機能がついている点はなかなかに魅力的です。
ちなみに電動アシスト機能がついている冷蔵庫が欲しい場合、もう1段階容量の大きい冷蔵庫を選ぶ必要があります。
▶シャープ(SHARP)の冷蔵庫【内容積:501L以上】
▲ SJ-GT42D の冷凍室の構造
どちらも野菜室や冷凍室はフレンチドア(観音開き)タイプで紹介した SJ-P461D とほぼ変わらない配置をしていますが、 SJ-GT42D は少しだけ違い、冷蔵室と野菜室が同じルームになっています。
2つとも内容積や幅に大きな違いはありませんが、 SJ-GT42D は401L~500L帯の新しいバージョンの中で唯一3カラーから選ぶことができたり、野菜室の配置が違ったりなどの違いがあります。
まとめ
シャープの401~500L帯の冷蔵庫を選ぶのであれば、上記4種類のどれかから選ぶのがベターな選択だと思います。
どれも性能や機能面での大きな差はありませんので、扉のタイプや野菜室などの配置で判断していきましょう。