ターンテーブル式の電子レンジやオーブンレンジにはあたため使用時にぐるぐる回るターンテーブルというお皿がついていますが…、そのお皿がなんと割れてしまった!あるいはどこかいっちゃった。
そんなときのための応急措置なり代替品の入手方法なんかをいろいろ書いていきます。
そもそもターンテーブルって必要なの?
まず大前提として、ターンテーブル式の電子レンジは中の食品をぐるぐる回さないと温まりません。ある程度は温まりますが必ずと言っていいほど温度にムラができてしまいます。
こちらの記事でも紹介したとおり、食品を回転させることで温めやすくするというよりも、回転させなければうまく温まらないのがターンテーブル式の特徴です。
しかし逆に言えば、温めたいものが回ってさえいれば問題ないともいえます。回転皿の上でなく、普段ターンテーブルを置いている土台にそのまま温めたいものを置いたとしても、温まり具合には全く影響しません。普通に温まります。
すぐに替えのターンテーブルが用意できない場合は、そのまま土台にのせて温めるか耐熱性のあるお皿を使うかすれば普通通りの加熱を行うことができますが、、
しかしなんだかんだであった方が便利なターンテーブル。
さすがに土台にそのままパンを置く気にはなれませんし、ただのお皿と違って土台が汚れてしまったら掃除がかなり面倒です。できればキレイなままにしておきたいですよね。
楽なのは新しいお皿に取り替え
人によっては接着剤でがんばって修復したり、持ち合わせのお皿で代用したりといろいろ工夫をこらしている方もいますが、一番安定で確実な手段はやはりNewターンテーブルの購入。
しかしちょっとしたアクシデントでムダにお金を取られるのは損です。
というわけで、なるべくお金を浪費せずにターンテーブルをゲットする方法をご紹介。
同じメーカーにこだわらない
確かに同じメーカーのターンテーブルを購入するのが失敗はないでしょう。
パナソニックの電子レンジであればパナソニックに、アイリスオーヤマのオーブンレンジであればそっちのメーカーに問い合わせれば確実ではあります。しかし電子レンジと同じメーカーの回転皿は見つけにくいうえに値が張るのが実情です。
例えばアイリスオーヤマのターンテーブル。試しにAmazon等のネット通販でいろいろと探してみましたが結局見つかりませんでした。
これをメーカーに電話なんかしようものならお皿1つで5,000円とかとられます。こちとら1万円のオーブンレンジ使ってんのになんでターンテーブルで5,000円取られんだよ絶対そんな価値ないだろ、なんてことになりかねません。
まぁ5,000円で解決できるならそれでいいやという意見もありだとは思いますが、もうちょっと粘ってみたいというかたはこちら。
ようは耐熱性とサイズが合ってればOK
同じメーカーでなくても温めやオーブン機能に耐えられるだけの性能、そして電子レンジに入りきらないレベルの大きさでなければ、ターンテーブルの条件を満たしているといえます。
アイリスオーヤマのターンテーブル式オーブンレンジであっても、三菱製のターンテーブルとサイズがマッチしていればなんら問題なく使用できるというわけですね。
ここを抑えておくだけでターンテーブルの候補はグッと広がるはずです。
例えば上記のパナソニック製ターンテーブル。お値段は約3,000円弱で直径27cmほど。自分が使っている電子レンジがアイリスオーヤマ製であっても、セットすることさえできればこのターンテーブルでもOKということです。
極端な話、耐熱性ありでサイズオーバーでもなければそこらへんの皿でも問題ありません。運がよければ1,000円以下の出費で済むかもしれませんね。
接着剤で補修するときの注意点
冒頭あたりで接着剤でがんばって修理する人もいると書きましたが、接着剤を使用する場合は接着剤自体の耐熱性をしっかしと把握しておく必要があります。
接着剤の種類によっては大きな熱を加えると接着能力が低下する製品もあり、また加熱することで強烈な異臭を発生させてしまうものも存在します。単純にイヤですね。
なのでそこらへんの情報があいまいな場合はむやみに接着剤を使うことはおすすめしません。ワンチャンの可能性に賭けてやってみるのも悪くはありませんが自己責任でお願いします。
まとめ
繰り返しになりますが、ターンテーブルで重要な要素は耐久性とサイズです。オーブンレンジであればオーブン時の熱にも耐えられるだけの耐熱性。そして壁につっかからない程度の大きさ。
そこさえクリアしていればどんなメーカーのお皿でもいい、ということを頭に入れて探すとムダな出費を減らすことができるかもしれません。
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