【チンして大丈夫?】電子レンジやオーブンレンジで使えるお皿・茶碗を解説




電子レンジで飲み物を加熱していると突然グラスが割れちゃったり、プラスチック製のお皿をオーブンで加熱しちゃってグニャグニャになった経験はありませんか?

オーブンや電子レンジはそれぞれ、加熱しても大丈夫な材質が異なります。もしかしたら危険な素材でつくられたお皿で加熱しているかもしれません。ということで、今いちど確認しておきましょう。

電子レンジで加熱しちゃダメなNG素材

【電子レンジで加熱はNGな素材】
木製・ガラス製・プラスチック製・(陶器)

これらは電子レンジで加熱するとお皿が破損したり、最悪事故になりかねない素材です。

木製のお皿は他のお皿と比べて水分含有量が多く、電子レンジで加熱すると変色したりひび割れが発生する可能性があるのでやめておきましょう。

プラスチック素材は熱に弱く、簡単に変形してしまうため電子レンジ・オーブン共にNGです。

ただ中には耐熱ガラス皿や耐熱プラスチック皿のような製品もあるので、その場合は電子レンジで使用してもOKです。きちんと「電子レンジ可」と明記された物を使うようにしましょう。

陶器も木製のお皿ほどではありませんが、水分を多く含んだ材質なのでおすすめできません。

陶器と似たような見た目をしている磁器という材質もありますが、磁器であれば電子レンジでの加熱はOK。陶器は磁器とは違いザラザラとした感触、叩いたときの音が響かないという特徴があります。

またオーブントースターではよくアルミホイルを使っての加熱をしますが、電子レンジでアルミホイルを使用するのは極力避けましょう。最悪火災の原因になります。

どうしてもという場合はワット数を低く設定して加熱するようにしたいですね。

オーブンで使えるお皿や素材

【オーブンで加熱してもOKな素材】
「オーブン対応」と明記されたお皿や容器・金属製のお皿 など

オーブンは電子レンジとはまた違った加熱方法なので使用できる素材も変わってきます。オーブンで加熱しても大丈夫な素材は限られているため注意が必要です。

「耐熱」と記載されたお皿は安全なことが多いですが、中には電子レンジでの加熱はOKでもオーブンほどの熱量には耐えられないという製品もありますので油断はできません。

「オーブン対応」と明記されていればバッチリですね。使っても大丈夫な製品です。

ただ耐熱性の高いお皿であっても水などで急に冷まそうとするのはやめましょう。急激に温度を下げるとお皿に負荷がかかってしまいひび割れや破損の原因になります。

基本的には付属されているオーブン用のお皿や台を使うのが安心です。

「電子レンジ対応・オーブン対応」と明記されている製品が確実

「お皿の素材なんてわからないよ!」という方は少なくありません。

その場合は「○○対応」としっかり明記されている製品を揃えてみるのが確実です。失敗もありませんし、他のお皿よりも値段が高いというわけでもないので気軽に購入できるはずです。

電子レンジとオーブンによって使えるお皿が違うというのはちょっと面倒だと感じますが、お気に入りのお皿を割ってしまわないためにも、あらかじめ把握しておきたいポイントです。