買うなら縦型洗濯機が安定?ドラム式洗濯機の新商品が多く出るなか、いまだに縦型洗濯機の方が人気な理由




最近だと特に電気屋さんがドラム式洗濯機について熱く紹介していますよね。

しかしその努力もむなしく、今でも多くの方はドラム式ではなく縦型式の洗濯機を選んで購入しているのが現実です。

ドラム式洗濯機ってなんか時代の最先端をいってる感じですごそうなんですけど、これがなかなか売れてない。そして売れてないのにはそれなりの理由があるわけで、その理由を縦型洗濯機と比較しながら解説していきます。


 1.洗濯するときの騒音

 

ドラム式洗濯機がよく思われない一番の理由がこれだと思うんですよね。

しかも仕組み的に音がたちそうだからという理由ではなくて、実際に購入して騒音に苦しめられたユーザーが経験談としてレビューして、それが口コミでどんどん広がったというのがイタいですよね。

他のレビューと違って、なんか言葉の重みが違うんですよ(笑)

 

では実際問題、縦長式の洗濯機と比べてどうなのかというと、まぁドラム式のほうがうるさいです。これはもう間違いないですね。

最近はその不評が効いたのか技術者のがんばりもあり、なるべく騒音や振動がでないような工夫がいろいろと施されているようですが、それでも縦型洗濯機を下回る音には届いていないのが現状でしょう。

中の水を回転させてることで衣類を洗う縦長洗濯機と違って、ドラム式は下に溜めた水に衣類を叩きつけるような洗い方をするが騒音の原因になっちゃってます。あとその洗い方のほうがよりパワーがいるので振動もすごいです。そこそこ揺れます。

 

ちなみに叩きつけると書くとなんか雑に扱ってるように感じられがちですが、実はこの方法って縦型よりも衣類にやさしい洗い方なんですよね。

よく縦型洗濯機って洗濯が終わったあとふたを開けると衣類が絡まってるじゃないですか。回し洗いをしているので仕方ないことなんですけど、ドラム式はそうではないので衣類の絡みが少なく、あまり痛まずシワもつきにくいでその点はドラム式洗濯機に軍配が上がります。

 

ただそのメリットを置き去りにするくらい、うるさいうるさいと言われているのが実状です。

この洗い方の違いによる騒音と購入して後悔した人からの口コミが、ドラム式洗濯機がなかなか売れてない大きな原因ですね。一番注意が必要です。

 


 2.洗濯機そのものの値段

 

これもドラム式洗濯機がはやらない理由ナンバー2がこれだと思います。

いまドラム式洗濯機は洗濯機能よりも乾燥機能に力をいれて作られています。それが縦型洗濯機と差別化できる大きなポイントの1つなんですよね。

もともとドラム式洗濯機って洗濯というよりも乾燥を重視した家電でして、縦型洗濯機はその構造上あんまり乾燥に向いてないんですよね。

特に衣類の下の方なんかはどうしても無理やり乾かす形になってしまうので、それがよくシワの原因になりがちなのですが、、

ドラム式の場合はまた違った乾燥ができるので、基本的にこっちの方が乾燥という点では優れています。

 

が、その機能に結構なリソースをさいているためか、気になるお値段は縦型洗濯機と比較するとかなり高価です。その差はもう歴然、普通に10万円超えてきます。

機能面では素晴らしいんですけど、やっぱり3万円程度で買える縦型洗濯機と比べるとちょっと手が出しずらいですよね。多くの方も同じ思いを抱いているようです。。。

 


 3.普通の縦型洗濯機と比べて若干でかい

 

これは主にアパートにお住いの方々が抱いているドラム式洗濯機を買う気になれない理由ですね。

新築の賃貸マンションであれば問題なく設置することができるかと思いますが、数十年前に建てられた物件ですと、防水パンのスペースが狭くてうまく設置できないケースが多々あるものです。

洗濯機の下に高さ調整用のゴム土台なんかを敷ければいけるかもしれませんが、それをもってしても厳しい場合があります。

逆にドラム式洗濯機が設置できて縦型洗濯機が置けないなんてことはほぼありませんので、そもそも置きたくても設置できない、分からないからとりあえず縦型洗濯機でいいや、となってしまうのもネックですね。

 


 まとめ

 

  • 騒音が大きいものが多い
  • 基本的に値段が高い
  • 設置スペースの問題

まぁ他にも縦型洗濯機とそんなに電気代が変わらなかったり、中の清掃がめんどくさかったりと小さいものもありますが、この3つがおそらくドラム式洗濯機がなかなか流行らない原因の根幹でしょうね。

 

しかしそれはあくまで「ドラム式洗濯機がはやらない理由」であって。。。

この記事ではドラム式洗濯機のデメリットに比重をおいた解説になりましたが、性能面、機能面を見てみるとドラム式洗濯機の方が上回っている部分が多いです。

やっぱり縦型洗濯機よりも高価ですから、それ相応の活躍はしてくれます。

縦型洗濯機と比べて水道代が大きく節約できたり、衣類に負担をかけずに洗浄できる、乾燥機能も高くシワもできにくいとメリットも非常に豊富なものなんです。

問題はお互いの性能を正しく把握したうえで選択できるかという点にあります。

そこさえキッチリ抑えれば、自分に見合った理想の洗濯機を購入することができるかと思いますよ!

【関連記事】

[blogcard url=”http://kadenkagu-search.com/kaden/washing-machine/accessories-01/”] [blogcard url=”http://kadenkagu-search.com/kaden/washing-machine/point-01/”]