残り湯で洗濯をする派と水道水で洗濯をする派とでよく議論がなされています。
一般的な認識だと、残り湯の場合だと節水ができる半面、汚れや臭いが衣類につきやすいなどと言われているように思います。
ここで一度、残り湯と水道水とで洗濯時にどう違うのか比較をしてみましょう。
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水道代・電気代について
水道代に関しては当然、残り湯で洗濯をした方が安く済みます。
そして残り湯を汲み上げるポンプを動かすために電気代がプラスで追加される、といったところです。
まとめると残り湯選択の方が水道代が安く、また余分で電気代がかかる。
しかし気になるポイントは「水道代と電気代との差し引きで水道水と残り湯、どっちが得をするのか」というところですよね。
結論としては、電気代を加味しても残り湯洗濯の方が金銭面では得をします。
具体的な値段は洗濯に使う水の量や利用している電気会社の違いなどもあって正確には表せませんが、一回の洗濯につき大体10円弱の節約が残り湯洗濯によって可能です。
やはり水を汲み上げるポンプへの電気量は微々たるもので(一時間数円程度)、それによって再利用できる数十リットルもの水の値段には到底及びません。
まぁ大幅な節約にまでもっていくことはできませんが、少しでも安く洗濯をしたいという方は残り湯で洗濯をした方がちょっとだけお得、といったところです。
ちなみに残り湯の汲み上げにポンプを使わず、自分でバケツなんかを使って汲み上げる場合は問答無用で得します。電気代の差し引きがありませんからね。
臭い・汚れについて
これは残り湯で洗濯する場合でのバッドイメージですね。
どうしても残り湯というだけあって、体からでた油などの汚れや臭いが洗濯時に衣類へついてしまうのでは?といった疑問が残るものです。
しかしながら、残り湯をすすぎに使わないのであれば残り湯洗濯での汚れや臭いの付着はなかなかありません。
ここでのポイントは「残り湯をどう使うか」という点にあって、洗濯時の水に関しては残り湯でも問題ありませんが(洗剤も入れているため)、すすぎに残り湯を使うことはなるべく避けるべきです。
すすぎはいわば「洗剤などをおとす最後の仕上げ」の部分なので、そこに残り湯を使ってしまうといろいろとまずいことになる可能性があります。
残り湯の汚れは洗濯機やポンプ内のフィルターである程度取ることができますが、臭いまで取れるとは限らないからです。
すすぎの段階で残り湯を使わないのであれば、水道水と同じような仕上がりになるでしょう。
入浴剤について
こちらも残り湯で洗濯をするとき不安になるポイントですよね。
しかし最近の入浴剤は残り湯として洗濯に使っても問題ないような成分で作られているものがほとんどです。
ここまで残り湯洗濯が浸透しているわけですから、入浴剤メーカーもその点はしっかりと把握しているわけですね。
ただ全ての入浴剤が安全とは限りませんので、入浴剤の注意書きは読んでおくようにしましょう。大抵は残り湯に使っても問題ない入浴剤かどうか、きちんと書いてあるはずです。
あと入浴剤でいい匂いだからといってすすぎで使うのは避けましょう。衣類を乾かしたときにどんな臭いになるかわかったもんじゃありませんので。。。
まとめ
こうやって見ると水道水と残り湯でそこまでの差はないことがわかります。
ちょっとだけ節約したいのであれば残り湯を、めんどくさいし水道水でという考えでも全然アリだと思います。
どちらもほんの少しの違いで、気持ち程度のものですからね。
結論としては「どっちも大して変わらない」といったところで、今回は筆を置きたいと思います。
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