電子レンジやオーブンレンジで加熱するとき、「このお皿使っても大丈夫かな?」と悩んだことのある方も少なくないかと思います。一歩間違えるとお皿を割ったり、溶かしてしまったりする可能性もありますからね。
オーブン対応のように「〇〇対応」と書かれていればわかりやすいのですが、特に記載のないものでもどのようなタイプのお皿であれば使っても問題ないのか。今回の記事ではレンジとオーブン、それぞれに対応した食器やお皿の特徴についてご紹介します。
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それぞれに対応したお皿の種類と見分け方
電子レンジに対応したお皿
電子レンジであればオーブンほどの高温度ではないため使用可能なお皿の種類は広がります。水分の多い食品を入れていたとしても最高で100℃~120℃ほどしか温度は上がりません。
ただあくまでオーブンと比較すると低いというだけで、100℃ともなると簡単に火傷してしまうほどの温度ではあります。電子レンジ対応のお皿であってもお皿自体が熱くなってしまう製品もありますので油断しないようにしましょう。
オーブンに対応したお皿
一般的なオーブンレンジであっても加熱時の温度は200℃~250℃ほど。それだけの温度に耐えきれるお皿となると、電子レンジのときよりも種類は狭まります。
対応していない素材のお皿を使用した際のリスクは電子レンジ以上となり、具体的には後述しますがお皿のひび割れ、焦げ、変形の原因となってしまいます。
レンジ・オーブンどちらもすべてのお皿が対応可能というわけではありません。使いたいお皿の素材を見分けるのも難しいかと思いますので、できれば購入時のラベル等に「耐熱皿」「オーブン対応」などと記載されている製品を購入することをおすすめします。
ただ中には「レンジ対応」と記載されているだけで、オーブン対応ではないという製品もありますのでお間違いなきよう。
もし無理やり非対応のお皿を使ったら?
例えばプラスチック製のお皿をオーブンで使ってしまった場合、加熱時間や温度にもよりますが高い確率でお皿が溶けたり、変形してしまうといったことになってしまいます。特にプラスチックは熱に弱いためオーブン利用時は使わないようにしましょう。
プラスチック以外でもオーブン加熱に対応していないお皿であれば、加熱中にお皿にヒビが入る、割れる、焦げるといった事象が発生することも十分にあります。オーブン加熱はレンジ加熱よりもお皿の温度が高くなるためレンジ加熱以上に気をつけたいところ。
その他の注意点
- ひとえに「耐熱皿」といってもレンジ対応のみであったりするケースもあります。耐熱皿というワードだけで安心せず、どこまでが対応範囲なのかという点もしっかり見ておくことをおすすめします。
- 熱に耐性のあるお皿でも特にオーブン使用時などはお皿が熱くなっています。加熱終了直後は油断せず、ミトンなどを使用してお皿に直接触れないようにしましょう。
- オーブン使用時にラップをかけたまま加熱して失敗する方がちらほら散見されます。オーブン加熱だとラップは温度に耐えきれず溶けてしまうためご注意を。
レンジ・オーブンに対応可能なおすすめ容器
汎用性の高さを求めるのであれば「レンジ・オーブン対応」の食器を選ぶのがベストとなりますが、どうしても普通の食器と比べ高価になりがちで手が伸ばしづらいと感じる方もちらほら。
そこで今回は「レンジ・オーブン対応」かつ、コストパフォーマンスの高い製品をピックアップしてご紹介。参考にしていただければと思います。
TAMAKI フォルテモア
ホワイトなカラーリングでシンプルかつスタンダードな食器。
デザイン性だけでなく使いやすさも抜群で、「電子レンジ・オーブン・食洗機・冷凍庫対応」という点で非常に扱いやすい製品といえます。ほぼなんにでも使えるということになりますね。
お皿のサイズは1種類ではなく、Amazonの商品紹介ページにて自分にマッチしたサイズのものを選択することができるのも魅力です。特にこだわりがなく、「レンジ・オーブン対応したものでコストパフォーマンスの高い食器がほしい」という方にとって相応しい製品となっています。
エムズスタイル ブラックスクエアープレート
こちらも電子レンジ・オーブンに対応したお皿。
ブラック一色かつ正方形に近い本製品はデザイン性に優れた一皿となっています。高級レストランだとこんな感じのお皿が出てきますよね。
デザインに力が注がれているのはもちろんですが、ちゃんとオーブン加熱にまで対応しているためこちらもリスクの少ない安定した食器です。デザインが好みな方はいかがでしょうか。
KINTO (キントー) オーバルグラタン
オーブン加熱に対応したグラタン皿が欲しい方はコチラ。
こちらもシンプルなデザインとなりますが、その分他の製品と比較して価格が一回りほど低く、コストパフォーマンスの高い製品となっています。デザイン面で特にこだわりがなければ本製品をおすすめします。
まとめ
レンジ加熱やオーブン加熱をする際は使おうとしているお皿がそれらに対応しているかどうかを把握しておく必要があります。
特にプラスチック製のお皿は注意が必要で、オーブン加熱すると溶けて変形しだしたりするため使用はレンジ加熱のみにとどめておくようにしましょう(レンジ加熱に対応しているかどうかも確認が必要です)。「オーブン加熱のときはこのお皿」というような使い分けをすると事故が起こりづらくなるためおすすめです。