【加熱水蒸気オーブンレンジ】日立のヘルシーシェフ MRO-TS7 の性能を徹底比較!




日立が販売する加熱水蒸気オーブンレンジの中で高い人気を誇る製品が「MRO-TS7」となります。

その人気の高さから本製品は2019年2月現在、Amazonの売れ筋ランキングで高順位に位置しています。「ヘルシーシェフ」というネーミングを聞いたことのある方も多いのではないでしょうか。

今回はMRO-TS7が果たしてどのような性能をもっているのか、似たような価格帯の加熱水蒸気オーブンレンジである「RE-SS8X」と比較しながら判断していきましょう。

この記事での結論
  • MRO-TS7はタンク式の加熱水蒸気オーブンレンジであるため、スチーム機能は優秀
  • この価格帯の加熱水蒸気オーブンレンジにしては自動メニューが豊富

具体的な内容は以下の記事でご紹介します。

過熱水蒸気オーブンレンジ MRO-TS7 の基本性能

  • 外形寸法・・・・・幅483mm×奥行386mm×高さ340mm
  • 室内容量・・・・・22リットル
  • レンジ出力・・・・自動出力時:最大1,000W
    手動出力時:800W、600W、500W、200W、100W相当
  • テーブルタイプ・・フラットテーブル式
  • センサータイプ・・赤外線センサー
  • 自動メニュー:90、取説掲載レシピ数:124

前置きでも書きましたが、日立が販売する加熱水蒸気オーブンレンジは「ヘルシーシェフ」という名前で呼ばれています。

なんでヘルシーなの?という理由を端的にご紹介すると、水蒸気で加熱することによって水蒸気に含まれる水が余分な油や塩分を落としてくれるからというところにあります。

本製品、MRO-TS7はまさにオーソドックスな加熱水蒸気オーブンレンジともいえる性能です。不得意な要素がないという点で、はじめて高価なオーブンレンジを購入するといった方でも安心して購入できる製品となっています。

それでも他のメーカーが販売する加熱水蒸気オーブンレンジと使用感の異なる、メリットともデメリットとも言えない点があるとすれば「ダイヤルのない完全ボタン式な製品」だというところ。

通常MRO-TS7と似たような価格帯で販売されている加熱水蒸気オーブンレンジのほとんどは、ボタンとダイヤルが両方搭載された製品だったりします。

そんな中、MRO-TS7はすべてボタンで操作を行う製品です。時間指定や自動メニューの選択もボタンをポチポチ押して設定することになります。

ボタンオンリーなので不慣れな方でも直感的に使いかたがわかるというメリットもあれば、逆にボタンが多すぎる、ゴチャゴチャ感がキライという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ここら辺に関しては人それぞれというしかないので、好みで選んでいただければと思います。

過熱水蒸気オーブンレンジ RE-SS8X との性能比較

今回MRO-TS7と比較していくのはシャープが販売する加熱水蒸気オーブンレンジ「RE-SS8X」となります。さきほどダイヤルの件で画像に出したやつですね。

RE-SS8XはMRO-TS7と同じ加熱水蒸気オーブンレンジかつ価格帯も同じと、まさに比較対象としてはふさわしい製品だと感じたためピックアップしました。

それではMRO-TS7がライバルと比較してどれほどの性能をもっているのか、見ていきましょう。

Amazonリンク

製品の価格

  • MRO-TS7・・・約27,000円(税込み)
  • RE-SS8X・・・約27,000円(税込み)

こちらは前述したとおり、どちらも似たような値段となっています。

容量・サイズの違い

  • MRO-TS7・・・室内容量:22リットル、幅483mm×奥行386mm×高さ340mm
  • RE-SS8X・・・室内容量:23リットル、幅500mm×奥行380mm×高さ345mm

サイズや室内容量はRE-SS8Xの方が若干大きめになります。

双方テーブルタイプに違いはないため室内容量が1リットル増えたところで使用感が劇的に向上するということはありませんが、どちらが室内スペースの広い製品かといえばRE-SS8Xとなるでしょう。

スチーム加熱における違い

  • MRO-TS7・・・タンク式
  • RE-SS8X・・・カップ式

こちらは過熱水蒸気オーブンレンジ特有の、スチーム加熱にまつわる違いです。

スチーム加熱をする際はスチームを出すための水が必要になるわけですが、その水をどこに格納するかという点で差がでています。MRO-TS7は専用のタンクへ、RE-SS8-Xはスチームカップへ。

結論から言うと、タンク式(MRO-TS7)の方がスチームの力が強いとされています。タンク式はタンク内で水を沸騰させるのに対し、カップ式は室内に水を置いておくだけという仕組みだからです。

そのためスチーム加熱を頻繁に行う、もしくはスチーム加熱時の料理の仕上がりをいいものにしたい、という思いをお持ちの方はMRO-TS7を購入すると後悔はないでしょう。

MRO-TS7(タンク式)

RE-SS8-X(カップ式)

その他の比較

自動メニュー数・カタログメニュー数
  • MRO-TS7・・・自動メニュー数:90、カタログメニュー数:124
  • RE-SS8-X・・・自動メニュー数:58、カタログメニュー数:55

オーブンレンジに登録されている自動メニューの数、および付属のクックブックに記載されているメニュー数に関して、こちらもMRO-TS7が上回っています。

過熱水蒸気オーブンレンジを使っての調理を頻繁に行う方であればぜひとも活用していきたい機能です。種類が多いので使いこなすのに時間はかかりますが、時短につながること間違いなし。

その他、性能的に大きな違いというのはありません。

レンジ出力・オーブン最大温度はどちらも同じ。テーブルタイプやセンサーについてもMRO-TS7とRE-SS8Xに差異はありませんので上記の差で判断していきましょう。

【まとめ】RE-SS8Xと比べたときのMRO-TS7の優れた点

  • スチーム機能・・・タンク式であるMRO-TS7の方がスチーム面では優秀
  • 自動メニュー数・・MRO-TS7がRE-SS8Xよりも1.5倍ほど豊富

オーブンレンジを使っての調理をメインに考えている方はMRO-TS7を購入するとよいでしょう!

以上が本記事でメインで紹介するMRO-TS7と、比較対象として挙げたRE-SS8Xとの具体的な違いになります。

「スチーム機能を使っての調理がしたい!」という場合はヘルシーシェフのMRO-TS7をおすすめします。この価格帯にしては豊富な自動メニューともマッチしますからね。

あと考慮すべき点といえばインターフェース面でしょうか。基本性能の項でもお伝えしましたが、時間指定などはダイヤルではなく全てボタンでの操作になるという部分もふまえて判断しましょう。

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