IHコンロではいままで使っていたフライパンが同じように使えるとは限りません。適した材質のフライパンを使わないと熱効率も悪くなりますし、最悪事故のもとになってしまいますからね。
というわけで、今回はIHコンロにマッチした材質はなにか?という点と、IHコンロでも利用できるオススメのフライパンを、何百種類ある中から2つに絞って紹介していきます。
IHコンロで利用できるフライパンの材質
もしかすると、今までガスコンロや電気コンロで使ってきたフライパンがIHコンロでも使えるかもしれません。
もちろん完全に【IHコンロ対応】と記載されている製品の方が熱効率がいいのは確かですが、できれば今持っているフライパンを壊れるまで使いたいという考えも僕はアリだと思います。
ちなみに熱効率って何?ってお話ですが、要は「熱の伝わりやすさ」という意味合いで使ってます。熱効率が高いほど料理が温まりやすくなり、IHコンロがだせる本来の火力が最大限に発揮できる、といった具合ですね。
- IHコンロでも使えるフライパンの材質
- IHコンロでは使えないフライパンの材質
こんなかんじになっています。
IHコンロに適した素材でないとフライパンがうまく温まらないどころか、前述したとおり事故の原因にもなりかねませんので、最低限ここはおさえておきましょう。実際に材質を無視して使用した結果、発火事故にまでつながったケースもありますからね。
使っているフライパンの材質がわからない場合は、これを機にIHコンロ対応のフライパンを買ってしまいましょう。
IHコンロに適したフライパン おすすめ2つ
ということで、掃いて捨てるほど存在するIH用のフライパンの中からいろいろと考えて2つにまで絞り込みました。あんまり候補があっても何が何だかですからね。
今回僕が2つに厳選したIH用フライパンは、
- 安価ながらに不満なく使えるIH用フライパン。
- 便利さ・効率性といった、値段は上がりますが使い勝手のよいIH用フライパン。
この2つのポイントで、それぞれ別の観点から選びだしました。
よく料理をしたり、そこまで凝った料理はしなかったりと、人それぞれライフスタイルは違うはずですから、自分の生活にマッチしたIH用フライパンを選んでいきたいですよね。
それではさっそく見ていきましょう。
【1つ目】パール金属 フライパン フォア H-1860
こちらがオススメする1つ目のIH用フライパンです。
まずはその値段を見ていきましょう。
基本的にIH用フライパンというのは普通のフライパンより少し高価なんですが、この製品はフライパンとフタ、合わせて約1,300円ということで、ちょっと引くぐらい安価です。
安すぎて逆に怖くなっちゃうのが普通の感覚だと僕自身も思いますが、しかしこの製品はあなたが思っている以上に安定感のある商品です。
安定感と一言でいいましたが、こいつはこの安価な価格設定でも使っていてなかなか壊れない、すぐに焦げついたり傷ついたりもしないと、値段以上のパフォーマンスを発揮してくれます。
ちなみになんでそんなに自信満々に言えるの?と思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、このフライパンは僕自身が使ったことのあるものだからです。
こんなにも安いながらにAmazonではこのフライパンがIH用フライパンの中では一番売れていて、そして評価も悪くないと(360件以上のレビューをうけながら、平均評価4と高水準)。
僕もIHコンロを利用していますし、あまりにも安くて人気なのでどうしても気になって購入しちゃった次第です。安さをウリにした商品もたまにはいいかなと思ってしまいました。。。
しかしこのIH用フライパンを利用してはや半年、今でも買ったばかりのパフォーマンスを維持してくれています。
値段と性能はどうしてもどちらかを捨てなければならないケースが多くありますが、迷ったらとりあえずこの製品を購入すれば安牌だと使い手の僕は思います。
万が一、気に入らなかったとしても安いですからね、1,300円だし。そう思って僕も購入しましたが、いまだに後悔した経験はありません。なので僕は今でもこの安すぎるIH用フライパンを自信もって押し続けられます。
【2つ目】ティファール フライパン IH対応 C62205
こちらはフライパンとフタ、セットで約5,000円です。
先ほどは安価かつ安定性を重視した製品ですが、こっちはある程度の値段とひきかえに高水準の性能・パフォーマンスを発揮してくれる製品です。フライパンといえばティファール、といわれるほどの性能と信頼がこのブランドにはあります。
高度なコーティングや材質の配合、それによって料理がこびりつきにくい、普通のフライパンより数倍と長持ちする。また予熱のわかりやすさということで、中心のマークによってフライパンがとれほど温まっているのか一目でわかる仕組みになっています。
取っ手の形状と外見にもこだわり、持ちやすくストレスも軽減と、ほかのIH用フライパンを軽々と突き放すレベルの性能がこれでもかというほど詰め込まれています。枚挙にいとまがありません。
特にフライパンを見ただけで温度をある程度判断できる「お知らせマーク」の存在はよく考えたもんだと思いましたね。確かにいちいち手で触ったり近づけたりして温度を感じるのはあまりに原始的でした。
そう考えると、この値段で通常の数倍長持ちするのであれば、そこまで高価でもないのでは?と感じてしまうところではあります。
当然これだけの性能とブランド力を持ったこの製品は大人気で、Amazonでも180件以上レビューされ、平均評価は4.5、そして85%以上の方が評価4をつけています。1つ目の製品以上の評価の高さをほこり、今も販売され続けています。
ただ1個だけ気になるポイント。
ティファール製のフライパンはその材質にこだわっていることもあり、その材質のおかげで他のフライパンと比べて少し重いという特徴があります。
フライパン単体で1.0kgちょとあります。人によってはもしかすると洗うときなどでフライパンを持ち上げる時、その重さで腕が少し痛くなってしまうかもしれません。
その点をふまえたうえでも、性能面に関しては他のフライパンと比較してずば抜けたポテンシャルを持っていますので、こちらも自信をもってオススメできる製品ですね。
まとめ
IHコンロに乗り換える時のフライパンの選択肢としては、
- 今までのフライパンを使い続ける
- とりあえず安価な製品を買ってみて試してみる
- 性能や丈夫さを重視した製品を買って後悔する確率を減らす
といったところですよね。
しかし今まで使っていたフライパンがIHコンロに対応したものかどうか、判断がつかないという方はこれを機に新しいフライパンに挑戦してみるのも手かと思います。
ということで、IH用フライパンでお悩みの方へ、ぜひ参考になればということで今回は筆を置かせていただきます。
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