小型冷蔵庫のメリットと意外なデメリット




小型冷蔵庫は非常に安価ですし、適切な知識をもっていればなんの問題もなく使い続けることができます。コンパクトで無駄がありませんからね。

しかし、ただ安いからという理由で選んでしまいそうなあなたへ。

小型冷蔵庫の特徴は良くも悪くも「小さいだけ」ではないのです…。

小型冷蔵庫のメリット

小型冷蔵庫がまだまだ売れている理由。

それはそのまま大型冷蔵庫ではなく、小型冷蔵庫を優先して選ぶ理由に直結しているわけですが…。

ざっと上げていきますと、

1.圧倒的な安さ
2.圧倒的な小ささ

これにつきます。

新品の小型冷蔵庫でも、ネットで買えば1万円切りは当たり前。
お店で買うにしても保証や設置を含めて、1万円ちょっと払えば購入することができます。

また、値段が安くても「物を冷やす」という性質は、大型冷蔵庫と比べてもまったく変わりない働きをしてくれます(海外産で適当に作ったから異様に安い、みたいなケースを除いてですが、、、)。

 

そしてそのコンパクトなデザインから、いまでも一定のニーズを保持しています。

デスクの下にちょうど大きさがフィットして、飲み物が飲みたいときに取れて便利!
という声を小型冷蔵庫だとよく聞くことがあります。

「料理はしないし、飲み物と少しの冷蔵食品だけ入るスペースがあれば問題なし」
「最初から小さい冷蔵庫が欲しかったから、値段も安いしむしろOK」

というのが、小型冷蔵庫を選ぶ大きな理由だと思いますし、理にかなっているとも思います。

小型冷蔵庫のデメリット

小型冷蔵庫には小型ならではの不便な点が存在します。

冷蔵庫が小さいということは、それだけ容量が小さいということであり、それだけ入れられる物も少なくなってきます。

ただ問題がそれだけであれば、この世の自炊をしない一人暮らしの方はほぼほぼ、小型冷蔵庫を使用しているはずですが、、
しかし実際にそうはなっていません。

それなりの理由があって大抵の人は小型冷蔵庫を避けています。

ひとまずデメリットを上げていきましょう。

1.霜取りに困らされる
2.容量の小ささ、多くのものは入らない
3.大型の冷蔵庫とそんなに電気代は変わらない

それぞれ詳しくお伝えしていきます。

1.霜取りに困らされる

おそらく小型冷蔵庫の人気がない理由。
その最大の原因はこの 霜取り のせいではないでしょうか。

今売られているほとんどの小型冷蔵庫は 直冷式 であり、
直冷式 = 霜取り という作業が少なくない頻度で発生します。

「直冷式」と「間冷式(ファン式)」の違い

2017.10.16

霜取りはなかなかに面倒くさい作業です。
簡単に説明すると、

1.1ヶ月に1度は冷蔵庫の中を空っぽにして
2.冷蔵庫の電源を落として
3.数時間待って霜を溶かしたあと
4.また稼働を再開させる

といった作業が必要になってきます。

霜取りをしないと冷蔵庫が壊れてしまう、といったことはありません(本当にずっと放置していたら壊れるかも…?)。

しかし冷蔵庫の中は狭くなるわ、余計に電気代は食うわで、最終的には気が気ではなくなり、結局霜取りをするはめになります。

 

冷蔵庫は消耗品とはいえ、数年とお世話になる貴重なものです。

使用頻度も高く、生活の必需品とも言える冷蔵庫が、霜取り必要な冷蔵庫だった場合、1ヶ月ほどの頻度で面倒ごとを運んでくるわけです。

そういった状況に耐えきれなくなる方は非常に多く、1年としないうちに小型冷蔵庫を処分し、霜取りのいらない新しい冷蔵庫を購入。

というムダな出費を経験した人のエピソードは多々あります。

それがそのまま現代における、小型冷蔵庫の衰退といった形で現れています。

 

繰り返しにはなりますが、
小型冷蔵庫を使用する場合は霜取りという面倒くさい作業が必要になります。

ちなみに、
小型冷蔵庫ではないからといって、必ずしも霜取りが必要ないとは限りません。

実は直冷式だったというケースもありますので、ちゃんと直冷式か間冷式(ファン式)かを確認してから購入しましょう。

説明文に「霜取り不要!」というワードがあれば、間違いなく直冷式ではありません。

2.容量の小ささ、多くのものは入らない

まぁこれは当たり前ですね。

小型冷蔵庫を選択する時点でこの問題は織り込み済みでしょうから、そこまで気になることはないかと思います。

しかしそれでも、小型冷蔵庫を買ったのはいいけど思ったより小さくて後悔…。
といった方もいますので、容量はちゃんと想定してから選びましょうね。

3.大型の冷蔵庫とそんなに電気代は変わらない

小型冷蔵庫を購入する方のほとんどは、
冷蔵庫の性能以上にその値段を気にしています。

気にしていなければ、わざわざ面倒ごとの多い小型冷蔵庫をあえて選択する必要はありませんからね。

「事情があって小さい冷蔵庫じゃないと無理!」
というケースで小型冷蔵庫を選ぶかた以外は、少なからず冷蔵庫にできる限りお金を払いたくないと、心のなかで思っているのです。

 

たしかに初期費用は大きく違います。

小型冷蔵庫が10,000円前後に対して、霜取り不要の2ドア冷蔵庫は20,000円~60,000円ほど必要になりますからね。

しかし購入したあとの継続費用、いわゆる電気代に大きな違いは発生しません。

 

もちろん冷蔵庫の性能によって差が出ることはあります。

ただ人気な2ドアタイプやそれ以上の性能をもった冷蔵庫と違い、小型冷蔵庫はあまり需要がなく、他のタイプの冷蔵庫より技術や性能が進んでいません。

時代が進むに連れて大型冷蔵庫の電気効率は向上していますが、小型冷蔵庫のスペックはここ数年変わらずといったところ。

 

さらにいえば、霜取り作業で定期的に電源を落として温度を上げ、霜を溶かして、また電源を入れ直し、中を冷やして、と。

霜取り作業をするたび、余計な電気代がかかってしまいます。

なお、霜取りをしなくても霜のせいで余分に電気代はかさみます。
悲しいことに逃げ場はありません。

 

小さいからその分電気代もういてお得!そう考えている方はご注意を。

必ずしもそうなるとは限りませんので。

まとめ

ということで、
小型冷蔵庫はメリットよりもデメリットのほうが目立ちます。

なかなか売れない理由が浮き彫りになったのではないでしょうか。

「どうしても小さくないとヤダ!」
「ホントにお金がない」

という方以外は、
せめて2ドアで霜取りが必要ない冷蔵庫を買ったほうがいいと思います。

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