【過熱水蒸気オーブンレンジ】パナソニックのビストロ、ハイエンドモデルである NE-BS1500 の性能を徹底比較!




パナソニックは数多くのオーブンレンジを販売していますが、その中でもトップクラスに性能の良いまさしくハイエンドモデルともいえる製品が「NE-BS1500」になります。

どれくらいのスペックがあるかというのをザックリとご紹介すると、他のメーカーが販売する最優の過熱水蒸気オーブンレンジと比べてもかなり強気な勝負ができるくらいの製品です。

今回はNE-BS1500が果たしてどのような性能をもっているのか、パナソニックが販売する他の過熱水蒸気オーブンレンジと比較してどれほどの性能差があるのか、という点を詳しく見ていきましょう。

この記事での結論
  • 性能面では圧倒的なスペックあり(室内容量:30L、自動メニュー数:400、など)
  • 室内スペースを幅広く扱えるため、家族持ちやスペースが必要な調理をしたい方向け
  • 値段が非常に高いため、オーブンレンジを使っての調理をするか否かが一番のポイント

具体的な内容は以下の記事でご紹介します。

過熱水蒸気オーブンレンジ NE-BS1500 の基本性能

  • 外形寸法・・・・・幅494mm×奥行435mm×高さ370mm
  • 室内容量・・・・・30リットル
  • レンジ出力・・・・自動出力時:最大1000W
    手動出力時:800W・600W・500W・300W・150W相当、300Wスチーム
  • テーブルタイプ・・フラットテーブル式
  • センサータイプ・・高精細・64眼スピードセンサー
  • 自動メニュー:400、取説掲載レシピ数:447

パナソニックが販売する過熱水蒸気オーブンレンジは「ビストロ」と名付けられています。

それらは普通に販売しているオーブンレンジよりもスペックの高い製品になりますが、NE-BS1500は複数あるビストロの中でも最上位の性能をもっています

ちなにみカラーリングはホワイトとルージュブラックの2種類となります。

NE-BS1500の外見

まずは外見から判断していきましょう。

室内容量はなんと30リットル。通常のオーブンレンジであれば容量の小さい製品で15リットル、大きい製品になると25リットル弱といったところですが、本製品はそれらと比になりません。

オーブンレンジの室内容量が大きくなるとどうなるか。単純に中のスペースを広く扱えるので大きめのサイズを持った食品であっても困りませんし、複数個の食品の同時加熱にも適しています。

室内の高さも十分にあり、2つの角皿を使っての複数段にわたる加熱も可能なので、見た目以上にスペースの有効活用をすることができます(グリル皿1枚、角皿2枚、ミトン2枚付属)。

NE-BS1500の性能

続いて性能(スペック)を見ていきましょう。

まず判断基準となるのがレンジ出力。本製品は自動あたため機能を使うときは最大1,000W、手動でレンジ出力を設定する際は800W・600W・500W・300W・150W相当の出力を発揮できます。

オーブン出力は80~300℃までが調節可能範囲です。他製品との比較は次の項で詳しく紹介していきますが、レンジ出力・オーブン出力ともに通常のオーブンレンジより圧倒的に優れています。

その他センサータイプ・自動メニュー数など、オーブンレンジを使っての調理に大きく貢献してくれる機能が詰め込まれています。

特に400個もの自動メニュー数は調理をするうえで非常にうれしいもの。そのためオーブンレンジでの調理をするか・しないかという点が、NE-BS1500を購入すべきか否かに深く関わってきます。

過熱水蒸気オーブンレンジ NE-BS655 との性能比較

前述しましたが、パナソニックは複数のビストロと呼ばれる過熱水蒸気オーブンレンジを販売しています。今回の比較対象である「NE-BS655」もビストロの1つです。

パナソニックのハイエンドモデルとして相応しいNE-BS1500は、NE-BS655と比較した際にどれくらいの性能差があるのか。詳しく見ていきましょう。

製品の価格

  • NE-BS1500・・約90,000円
  • NE-BS655・・・約65,000円

NE-BS1500はパナソニックが販売する最も性能の良い過熱水蒸気オーブンレンジというだけあって、その値段もビックリするくらい高額です。

通常のオーブンレンジではなく過熱水蒸気オーブンレンジを購入したいと考えている方はある程度の出費は覚悟の上かとは思いますが、それにしても気が引けてくるくらいの価格に感じるはずです。

「なんにしても最優のオーブンレンジが欲しい!」という方にはピッタリの製品となりますが、そこまでの性能を求めていないという場合は、ご自身の財布と相談して判断することをおすすめします。

容量・サイズの違い

  • NE-BS1500・・室内容量:30リットル、幅494mm×奥行435mm×高さ370mm
  • NE-BS655・・・室内容量:26リットル、幅500mm×奥行400mm×高さ347mm

NE-BS655は26リットルもの室内容量をもっています。これでも普通のオーブンレンジと比べたらかなり大きな数値なのですが、NE-BS1500はさらにその上をいく30リットル。

室内容量が30リットルもあればお店でも開いていない限り全く困らないほどのスペースです。大家族で使うためのオーブンレンジとしても十分なくらい、ゆとりのある容量となっています。

さらに付属している角皿2枚を使っての2段調理も可能です。例えばグラタンを複数個いっぺんに焼き上げるというのも容易にできるので、先程の通り家族持ちの方にうってつけの製品ともいえます。

自動メニュー数などの違い

  • NE-BS1500・・自動メニュー:400、取説掲載レシピ数:447
  • NE-BS655・・・自動メニュー:163、取説掲載レシピ数:192

NE-BS655と比べて、NE-BS1500は400もの自動メニュー数があります。

「いくら自動メニューを使うと言っても400個も使い切れないよ」と思う方もいらっしゃるかと思いますが、全部使わなくとも扱える自動メニューが多いというのはそのまま汎用性にも繋がります。

その点、2倍以上の選択肢をもつNE-BS1500はマイナーな料理であったり、特にお菓子作りをする際に非常に役立つことになります。取説掲載レシピ数も大量にあるので調理方法にも困りません。

逆に「そこまでオーブンレンジで調理をすることはない」という場合であればNE-BS655でも十分満足できるかと思います。この点も製品の値段と比較して考慮していきたいですね。

その他の違い

赤外線センサーをもつNE-BS655と、64眼スピードセンサーをもつNE-BS1500といった具合に、それぞれ搭載されているセンサーやヒーターにも違いが表れています。

それらのセンサーやヒーターによって自動あたためなどの加熱の精度が劇的に向上するといったことはありませんが、どちらも性能としてはNE-BS1500に軍配が上がります。

自動出力や手動出力のワット数については双方違いはありません。

【まとめ】NE-BS655と比べたときのNE-BS1500の大きく優れた点

  • 室内容量が大きい(30リットル)=スペースを幅広く使える
  • 自動メニュー数が2倍以上=オーブンレンジでの調理がより便利に

よくオーブンレンジを使っての調理をする、もしくは家族持ちで広いスペースをもつオーブンレンジが欲しい、という方にとってはかなり便利な製品ですよ!

以上が本記事でメインで紹介するNE-BS1500と、比較対象として挙げたNE-BS655との具体的な違いになります。

パナソニック内の過熱水蒸気オーブンレンジと比べて圧倒的に優れた性能を持つNE-BS1500ですが、その分だけ値段もすごく高いというのもまたNE-BS1500の特徴です。

そのため性能がいいからとりあえず購入するというよりかは、自動メニューを駆使してオーブンレンジで調理をしたいか・スペースの広いオーブンレンジが必要かどうか、という点を深く考慮してから判断することをおすすめします。

ご自身のライフスタイルと照らし合わせて、後悔しないお買い物をしていきましょう。