ニトリというと真っ先に思い浮かぶのが家具です。椅子やテーブル、ソファーなんかを扱ってるようなメーカーだというイメージなのですが、しかしニトリの武器はなにも家具だけではありません。
なんとニトリは電子レンジやトースター、はたまたオーブンレンジまで開発しているのです。まあニトリだけに限らず無印良品しかり、家具だけでなく家電製品にも手を伸ばすメーカーは少なくないのですが、実はニトリのトースターは他の王道メーカーたちと戦えるくらい優秀だったりします。
ということで、ニトリのトースターは果たして他の優秀なトースターと比べて負けない実力をもっているのか、人気のあるトースターと比較してお伝えしていきます。
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ニトリはトースター関連にも力を入れている?
家具屋さんが何かしらの家電製品を販売している場合、普通は電子レンジ1個で洗濯機も1個だけのような申し訳程度にしか揃えていないことがほとんどなのですが、ニトリはなぜかトースター1つとってもかなりの種類を開発しています。
試しにニトリのトースター販売ページを覗いてみたわけですが、画像のようにさまざまなバージョンのトースターが販売されていました。画像はその一部で他の製品はその下にまだまだ続いています。
ニトリがトースターに力を入れているというのが少しだけ分かってきたところで、実際にニトリのトースターとそれ以外の人気のあるトースターとの性能を比較してみましょう。
ニトリのトースターと他メーカーの人気トースターとを比較
ひとまずはニトリの一番安価なトースターで比較してみましょう。
それと他メーカーのトースターとを比較してみて、最後にニトリの一番高価なトースターの性能を見ていくという流れでいきたいと思います。
ニトリ オーブントースター(ジュアン MT08BLV)
こちらがニトリで最も安価なトースター、お値段は約2,000円ちょっと+送料というところで、かなり安めの値段設定となっています。
これほどまでに安いトースターが果たして他メーカーの人気の高いトースターと戦えるのか。
価格はもちろん性能面(最大ワット数など)やデザイン面も考慮して見ていきましょう。
Amazon売れ筋ランキング1位のトースターと比較
こちらのトースターはAmazonのトースター部門で最も売れたベストセラー商品です。
550件ものレビューをつけられながらも平均評価は4.5ということで、手始めにトースターを購入してみようという方にとっては非常に安定した選択肢となりえるトースターだといえます。
- 価格で比較してみる
こちらのトースターはAmazonで購入するとお値段約4,000円弱といったところですが、ニトリのジュアン(MT08BLV)は約2,000円ちょっとで、価格で比較してみるとニトリのトースターに軍配が上がるといえます。
- 性能で比較してみる
それぞれは15分までのタイマー機能を持っているという点では同じですが、肝心なのは火力、つまりは最大ワット数です。
ニトリのジュアン(MT08BLV)は最大900Wの火力に対して、こちらのトースターは最大1,000W、つまりはこちらのトースターの方が火力面では若干上ということになります。値段の差はこの点で出ているということになりますね。
若干の差ではありますが、この点においては客観的にこちらのトースターが勝っているといえます。
- デザインで比較してみる
白を基調としたクラシックなデザインでまとめられたニトリのジュアン(MT08BLV)と、メタルレッドなデザインをしたこちらのトースター。どちらが優れているというのはありませんが、ここもトースターを選ぶうえで判断していきたい材料です。
最大レビュー数を獲得するトースターと比較
コイズミが販売するオーブントースター、なんと1,650件以上ものレビュー数をもつまさにコイズミの自信作ともいえるトースターです。平均評価も4以上で、ちゃっかりベストセラー2位だったりもします。
そんな頭3つくらい抜けた評価をうけるトースターとの性能差を見ていきましょう。
- 価格で比較してみる
こちらのトースターはAmazonで購入するとなんとお値段約2,100円。ニトリのジュアン (MT08BLV)とほぼ同じ価格設定となっています。この点で差はないといったところで、あとは性能とデザインで比べていくことになります。
- 性能で比較してみる
ニトリのジュアン (MT08BLV)よりも高い1,000Wを出力することができるという点と、こちらのトースターは上面・下面・両面のいずれかを選択して部分焼きが可能というところで、ここに関してはニトリのジュアン (MT08BLV)では敵わないでしょう。
15分までのタイマーもしっかり搭載されていますし、やはりレビュー数1,650件は伊達じゃありませんね。
- デザインで比較してみる
こちらのトースターも悪くはないデザインですが、どちらかというとニトリのジュアン (MT08BLV)のほうがデザイン的に人気がありそうな気がします。あくまで主観なので、そうじゃない方もいらっしゃるかと思います。
値段はどちらも似たようなものなので、あとは性能でとるかデザインでとるか、といったところになるでしょうか。デザインではともかく、性能面ではどうしてもこちらのトースターが上だと言わざるをえませんね。
ニトリの一番高価なトースターは?
これまでで比較に使ってきたのはニトリの一番安いトースターでしたが、では一番高価なトースターとではどう違うのでしょうか。ということでこちらも紹介していきます。
ニトリ オーブントースター(レナMG12CKD-2)
価格は約4,100円+送料。
値段はこちらの方が高いのですから、当然性能面で大きく勝っているべきです。
一番安価なジュアン(MT08BLV)とは性能面でどういった違いがあるのか、最後に見ていきましょう。
- 最大1,200Wかつ4段階調節可能
これまでのトースターとは一味違い、最大で1,200Wほどのパワーを発揮することができますし、300W・600W・900・1,200Wの4段階の調節を行うことができます。
弱火でじっくり焼いたり、1,200Wでパンを一気にトーストしたりと、それぞれの場面で火力を調節できるというのは簡単な調理しかしないといった方にとっても大きなメリットです。
- 食パンを4枚同時に焼けるほどの容量
コンパクトな見た目でありながらも内容量には優れていて、食パンに限らずピザであっても最大24cmまでならすんなり入れることができます。広さがあるということはそれだけ食品を焼く効率が上がるということですから、一人暮らしであっても注目したいところです。
さいごに
いかがでしたでしょうか。個人的にはニトリのトースターもなかなか実用的だなと思う反面、他の人気のあるトースターたちもまだまだやるなという印象を受けました。
しかしニトリのトースターが最も優れている点はやはりデザイン性ではないでしょうか?
トースターってどのメーカーもなぜかデザインが微妙だったりするんですよね。ニトリのトースターのようなシンプルかつスマートなデザインをしたトースターがなかなか増えないのが謎だったりするこの頃です。