電子レンジ・オーブンレンジの設置場所と注意点を考えよう




自分で料理をする・しないに関わらず、電子レンジは他の家電製品と比べて使用頻度の高い家電だと思います。食品を温めたい時は必ず使うことになるでしょうし、オーブンレンジであればパンをトーストする時にも利用することでしょう。

今回は多くの方が思う、ベストな電子レンジの設置場所を注意点をふまえて解説していきます。

電子レンジ・オーブンレンジ設置の注意ポイント3つ

電子レンジに限らず、ちょっとした家具や家電製品をどこかに設置する時。たとえば棚やメタルラックにちょうどいいスペースがあったら、ついついそこに置きたくなりますよね。

サイズ的にもフィットしてうれしい!しかし電子レンジはそこそこの重量がありますし、使用時には熱を出す家電です。ひょっとするとその置き方、危険かもしれません。もし不適切な設置の仕方をしていると、電子レンジが落下したり、あるいは壁の側面が変色したりする恐れがあります。

という訳で、電子レンジを置く際のポイントを簡潔に3つほどあげていきます。それに留意した上で、安全かつベストな設置場所を考えていきましょう。

1.サイズと容量、大きさ

電子レンジの設置場所をあらかじめ決めておく場合、電子レンジのサイズと重量は必ず確認しておきましょう。これを無視すると棚が歪んだり、メタルラックなどの固定がずれる原因になってしまいます。

「電子レンジを買ったのはいいけど、サンプルの見た目以上に大きかった!」なんてことになれば、せっかく用意したスペースに設置することができなくなりますし、そうなると必然的に無理をした設置の仕方にもつながってしまいます。

そんなこと当たり前でしょ?と思うかもしれませんが、意外とここが盲点だったりするのです。通販で電子レンジを選ぶときなんかでも、あらかじめサイズを把握しておくのは当たり前ですが、それでも想定していたイメージより大きかった、というレビューは後を絶えません。

電子レンジを購入する前、できれば電子レンジ選びをする前までに、メジャー等でしっかりとスペースを把握・確保しておくことが重要になります。

 

またサイズだけでなく、重量に関しても忘れずに確認しておきましょう。

冷蔵庫の上に設置する場合はそこまで気にする必要はありませんが(電子レンジ程度の重量には耐えられるよう設計されている製品がほとんどなため)、棚やメタルラックに設置する際は本体の重さも重要な要素になります。

特にメタルラックの場合、製品によっては電子レンジの重量に耐えきれず天板ごと抜け落ちてしまうケースがあります。設置してすぐはなんともなくても、その数時間後・数日後に重さに耐えきれず落下、という事態は避けたいものです。

また、電子レンジ単体の重さに問題がなくても、他の置き物を含めると重量オーバーというケースもありますのでご注意を。主に電子レンジの上にオーブントースターを乗せる時に陥りがちです。

2.周囲の必要スペースの把握

多くの電子レンジの説明書には、
「電子レンジの上や左右、奥は数センチ離して設置しましょう」と記載されています。

電子レンジは左右や後ろにある穴から、空気を放出し循環させています。その穴が壁などで塞がっていた場合、空気の循環がうまくいかず誤作動を起こしてしまったり、また使用時は電子レンジ本体も熱をもつため、壁の変色や損傷にもつながります。

スペース確保は電子レンジの放熱に大きく関わってきますので、できる限り説明書通りの隙間を保つような設置の仕方をしましょう。余裕をもった設置を心がけたいところです。

3.扉がどちらに開くか

あまり気にするようなポイントではありませんが、場合によっては扉の開き方によって不便が発生する可能性もあります。

これは冷蔵庫などによくありがちな問題ですが、特に狭いスペースに設置する場合は注意する必要があります。扉を開くと取っ手の部分が壁にぶつかって完全に開けない、なんてこともあるかもしれません。

基本的には右から左へ開くようなタイプ、もしくは上から下へ開くようなタイプの2択になると思います。安価な電子レンジは前者のタイプがほとんどですが、そのタイプだとキツい場合は別の開き方をする電子レンジまたはオーブンレンジを選ぶ必要があります。

電子レンジ・オーブンレンジのおすすめ設置場所

1.メタルラックを購入して設置する

メタルラックは熱にも十分な強さがありますし、重量的にも問題なく設置することができます(念のためメタルラックの最大積載重量はちゃんと確認しておきましょう)。

天板が複数あるメタルラックを購入すれば、上や下にお皿やトーストしたい食パンなんかも置いておけますし、炊飯器やポットなどの別の家電製品も設置することができます。

アパートや賃貸マンションに住んでいて、横のスペースをあまり使いたくないという方には特にオススメの設置方法です。

2.冷蔵庫の上に設置する

2ドアタイプより上の高さのある冷蔵庫だと難しいですが、そうでない場合は冷蔵庫の上に電子レンジを乗せるという手もあります。メタルラックと同じように縦のスペースを有効に活用することで、狭いスペースでも効率よく家具や電化製品を設置することができます。

電子レンジと冷蔵庫が近いと惣菜や冷凍食品をスムーズに温めることができるので、思った以上にストレスのない生活をすることができます。こちらもオススメできる設置方法です。

まとめ

以上が電子レンジ及びオーブンレンジを設置する時の注意点とポイントになります。

電子レンジに関わらず、調理や料理にかかわってくる家電はひとまとめにして設置するのがベストです。冷蔵庫と電子レンジ、ポットや炊飯器などはコンロ付近に固めて設置しておくと良いでしょう。コンセントの兼ね合いもありますからね。

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