髪質を保ちながら強めの風量で素早く乾燥!ドライヤーをセレクトする重要な要素をピックアップ




ドライヤーを購入するとき、あなたはどんな基準で選んでいますか?

風量や熱量調整のしやすさなど、パッと思い浮かべるだけでもいくつかでてくると思います。今回はそんなドライヤーを選ぶ際のここぞというポイントをご紹介します。頭やヘアーに優しいドライヤーと出会うためにも、ここらへんはしっかりと把握しておきたいところですね。

ドライヤーを選ぶ際の判断基準

1.風量

ひとまずは落ち着いて、ドライヤーが出せる風量を確認してみましょう。

大体のドライヤーは「風量:◯m³/分」というような表記がなされていますが、◯の部分は少なくとも1.4ほどは欲しいものです。質の低いドライヤーだと最大でも1.0m³/分ギリギリいくかどうか、といった製品もあります。

この風量というのは単純にドライヤーが発揮できるパワーのようなものです。この風量が大きいほど髪を素早く乾かすことができますし、風量の調整にもメリハリがつきやすいです。

もちろんある程度ヘアーを整えたいときは最大風力を使うべきではありませんが、温風でヘアーの形を整えたあと、最後に冷風でサクッと髪形を固めたいときに風量は重要になってきます。風量が小さいと最後の仕上げにも時間がかかってしまいますし、乾かしているうちにせっかく整えたヘアーが乱れてしまう可能性もありますからね。

ドライヤーの長時間使用は髪にもよくありませんし、使ってるうちに腕が疲れてきたり、ずっとドライヤー使用時の騒音がうるさかったりと、いいことはありません。乾かし始めから仕上げまでスムーズに行うためにも、ドライヤーの最大風量はできるだけ大きいものをおすすめします。

2.温度や風量の調整力

ドライヤーを使う多くの方は、はじめは強めの温風で余分な水気を落として、次に弱めの温風である程度のヘアーを調整、最後に少し強めの冷風で髪形を固める、といった流れになるかと思います。

もちろんそうでない方もいらっしゃるかと思いますが、どんな状況であれ髪形をそこまで気にしない場合を除いて、ドライヤーの温度や風量はできるだけ細かく調整できた方がいいものです。

今であればホットとコールド、そしてホットよりも少し強めの温風の3段階で調整できるものが一般的でしょうか。もちろん3段階の調整だけでも髪を乾かしたり整えたりするには十分ではありますが、より質のいいドライヤーになってくると温度と風量を別々に調整できたりするものもあります。

3.音の大きさ

ドライヤー使用時の音は小さいに越したことはありません。

単純に自分が聞いていてうるさいというのもありますが、夜中に髪を乾かしたいけど騒音が気になってなかなか…という場合でも音が控えめなドライヤーであれば気に病むことはありません。

同じドライヤーであれば風量を大きくすると音も大きくなりますが、ドライヤーによっては最大風量を出してもそこまで気にならないくらいの音しか出ないようなものもあります。夜遅くにシャワーを浴びるような生活を送っている方はこの点も注意して選んでいきましょう。

4.ドライヤーの大きさ、重さ

意外と盲点になりやすいポイントです。

ドライヤーのサイズが大きいと使用中に小回りが利きにくかったり収納がしづらいといった面が後々でてきます。またドライヤー本体の重量がけっこうあると使っていくうちに腕が疲れてきますし、結果的に雑なドライヤーがけになりかねません。

もちろん商品カタログにサイズや重要の記載はありますが、いまいちピンとこないのが実状だと思います。そんなときはレビューを参考にしてみましょう。大きすぎたり重すぎたりするドライヤーのレビューにはそういった情報が多く集まっている場合があります。

重要な要素を兼ね備えたドライヤー3点

パナソニック ヘアドライヤー ナノケア

  • 重量約600g弱の軽量ドライヤー
  • 風量以外にもスキンモードなど計5つ以上のモードが搭載
  • 「ナノイー」機能とミネラルマイナスイオンによって髪へツヤと潤いを付与

第一印象として「軽くてコンパクトなドライヤー」なパナソニックのナノケアではありますが、このドライヤーの最も優れている点は充実した機能面にあります。

速乾ノズルによって毛束をほぐして髪を素早く乾かせることもできますし、低音リズムモードや毛先集中ケアモードを使うことで髪のツヤが増したりなど、このドライヤーをうまく使うことで髪の潤いや束感を大きく向上させることができます。

そういった髪の毛の質を重視したい方にもおすすめできますし、単純に素早く効率的に乾かしたいだけの方であっても、軽くて扱いやすいこのドライバーは満足できる域に達しているといえます。

Amazonではこのパナソニック ナノケアがベストセラーになるほどの人気で、非常に評価の高いドライヤーとなっています。他のドライヤーと比べて価格の高いドライヤーにはなりますが、ドライヤーの質でいえば他よりも圧倒的に勝っている製品です。

パナソニック ヘアドライヤー イオニティ

  • コンパクトでありながらパワーのある風量(最大風量1.9m³/分)
  • 重量約500g以下の軽量設計

パナソニックはドライヤーでも有名な企業です。評価の高いドライヤーをいくつも開発しています。そんなドライヤーにも強いパナソニックの、こんどはナノケアではなくイオニティ。

さきほどのドライヤーよりもかなりリーズナブルな価格設定になっています。しかしナノケアよりも軽量なドライヤーでありながらも、パワーでは負けていません。最大風量としても十分以上の風量を発揮できます。

強い風量を活かして素早くサクッと乾かしたい人向けのドライヤーですね。コンパクトで扱いやすいためある程度ヘアーを整えるのにも向いています。

如何せんパワーが凄いので使用時の音が少し気になるかもしれませんが、素早く乾かせるためドライヤーに使う時間はそこまで長くかからないことでしょう。

VAV 遠赤外線&マイナスイオンドライヤー

  • 熱量3段階・風量2段階の計6段階まで調整可能
  • 赤外線によって潤いを与えながらも素早く乾燥
  • メーカー2年保証つき

こちらもクセのない王道なドライヤー。

特徴としては赤外線を使用しているところで、赤外線を当てながら風を通すことで髪への負担を減らしながらも素早く乾燥させることができるという利点があります。

風量調整に関してもすべての温度帯の強弱がつけられるため、状況に適した風を送ることができるはずです。素早く乾かしたいだけの方にも、髪質を重視したい方にもこのドライヤーは適しています。

気になる点としては、600gを少し超えるだけの重量があるので、人によっては使っていて腕の疲れを感じる可能性があります。ドライヤーを使っていてそのような経験のある方はもう少しだけ軽量なドライヤーを選んでみてもいいかもしれませんね。

まとめ

ドライヤーも随分と進歩しました。前までは温風と冷風の2つだけが普通だったものですが、今では何種類ものパターンから選べたり、ドライヤーごとに特殊な機能がついていたりと選択肢がかなり増えてきました。自分のライフスタイルとマッチしたドライヤーが見つけやすくなった印象です。

普段からドライヤーを使っていない方はこれを機にドライヤーに手を出してみるのはいかがでしょうか。髪質を守るということにもなりますし、ドライヤーでちょっと髪を整えるだけでも簡単に外見をよく見せることができるようになりますよ。